自力で健康を目指す天邪鬼

自力で健康を目指す天邪鬼

健康な生体は秩序化されたもの。部分でなく全体をみるホリスティックな視点で健康情報をお届けします。

コンビニのお酒コーナーにある青い瓶、水質浄化に使えます!

 コンビニでお酒コーナーを見ると、きれいな青いボトルに入ったものが置いているのを見かけます。お酒を飲みきったあとに残るこの青いボトル、使えるんですよ。捨てるのは少しもったいないです。

 ブルーソーラーウォーターってご存知でしょうか?

 単語を分解すると「青い・日光・水」となりますが、青い瓶に水を入れて太陽光に当てて出来たお水のことです。ここでの「青い」というのは、瓶の色または日光の青色波長のいずれかを言っているのだと思います。

 スピ系の人がハワイのホ・オポノポノというヒーリングの実践の中でブルーソーラーウォーターを飲んでいるようですが、私はそこには深く入らず、化学的な水質のみを考慮して飲んでいます。

 青い瓶を使うことで、日光の紫外線が効率的に吸収されるのです。それによって、人体に有害な成分が消去されることが分かっています。

蛇口から出る水・・・塩素を残すように法律で決まっている!

 水道法では、蛇口から出る水について、次のように規定されています。

(衛生上必要な措置)第 十七条 法第二十二条の規定により水道事業者が講じなければならない衛生上必要な措置は、次の各号に掲げるものとする。

一  取水場、貯水池、導水きよ、浄水場、配水池及びポンプせいは、常に清潔にし、水の汚染の防止を充分にすること。

二  前号の施設には、かぎを掛け、さくを設ける等みだりに人畜が施設に立ち入つて水が汚染されるのを防止するのに必要な措置を講ずること。

三  給水栓における水が、遊離残留塩素を〇・一mg/l(結合残留塩素の場合は、〇・四mg/l)以上保持するように塩素消毒をすること。ただし、供給する水が病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を多量に含むおそれがある場合の給水栓における水の遊離残留塩素は、〇・二mg/l(結合残留塩素の場合は、一・五mg/l)以上とする。

2  前項第三号の遊離残留塩素及び結合残留塩素の検査方法は、厚生労働大臣が定める。

 浄水場から各家庭へのお水の配送中に、大腸菌などの病原菌がわかないようにするためでしょうね。ちなみに、遊離残留塩素の方が結合残留塩素よりも殺菌力が強いそうです。詳しくはネットで調べてみて下さい。

 一方で、水質管理目標設定項目と目標値というものもあり、それは以前は快適水質項目といっていましたが、残留塩素については 1mg/L以下 となっています。病原菌の繁殖を防ぐためとはいえ、たくさん残留していると健康への悪影響が懸念されるからということで、設けられているのでしょう。

 また、昭和60年に旧厚生省(現在の厚生労働省)が、全国の水道水の水質や水に含まれる成分などから、「おいしい水」とはなにかを研究して、残留塩素については 0.4mg/l以下 ということを発表しました。ただしこれはだいぶ古い調査であり、快適性に関する消費者の嗜好は年々厳しくなっているので、今だとこの基準では「おいしい水」とは言えないかもしれません。

浄水器よりもブルーボトルが、塩素を取り除ける!

 出来るだけ良い水を飲みたいわけですが、浄水器を使うのが一般的です。しかし、高額な浄水器を通した水よりも、ブルーソーラーウォーターの方が残留塩素が少ないことが分かっています。事情により具体的な数値は出せませんが、厚生労働省が発表している水質基準よりも大幅に良いそうです。

 残留塩素だけではありません。その他の余分な成分も、専門測定機器で検知できないほど減るようです。私が気にしている亜硝酸態窒素も国の基準の10分の1以下になるとのこと。亜硝酸態窒素が身体に取り込まれると、胃の強い酸性環境下でニトロソアミンという強力な発がん性物質になると言われています。1987年の英国疫学調査結果では、飲料水中の硝酸態窒素が高い地域では、胃がんの発生率が高いと報告されています。

 日本の水質基準はWHOより厳しいので発がんや発病のリスクは低いのですが、発がん性の恐れがある物質を毎日摂るのは、気持ちが良いものではありません。

 ブルーボトルは水に溶け込んでいる塩素など分解してくれますが、溶けていない不純物はどうにもなりません。不純物除去の役割は、一般の浄水器となります。私は3000円もしない安物を使っていますが、十分です。

 私は浄水器とブルーボトルの合わせ技でお水を作っています。いいとこ取りです。ベランダなどで30分ほど放置すればOK。でも必ず晴れていて日光に当てないとダメ・・・というわけではなく、曇っていてもOKです。曇り空の時が晴天時よりも紫外線量が多いこともあります。

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ホントは湧き水が飲みたい!

 昔なら、お水は湧き水が一番良かったでしょう。自然の水には塩素など入っていない、入っていたとしても人工添加するよりはずっと少ないはずです。残留塩素・その他不純物による健康への影響があるからこそ、浄水器現代社会にしっかりと定着しているのでしょう。

 私の親は、山間の田舎で幼少期を過ごしていました。そこには滝があり、その水をくんで飲食に使っていたそうです。私も子どもの頃にそこに遊びに行きましたが、とてもきれいで蟹や魚が普通にいました。今は護岸工事や滝の上流が開発されたりして、昔の面影が減ってしまいました。水質も疑わしく感じています。

 ブルーソーラーウォーターは、昔の湧き水に匹敵するほど良質と思っています。「あまり気にしすぎると逆に不健康になるよ」とも言われそうですが、お水だけは良いものを摂ります。