自力で健康を目指す天邪鬼

自力で健康を目指す天邪鬼

健康な生体は秩序化されたもの。部分でなく全体をみるホリスティックな視点で健康情報をお届けします。

私の睡眠中の金縛りは、過度な疲労、長い昼寝、不規則な生活が原因だった

睡眠中の金縛り、最近はほとんどないのですが、若い頃は割とありました。

金縛りにあった時は、ほぼ覚醒していてうっすらと部屋が見えるんだけど、まったく体が動かず、必死にもがいていたんです。

夢か幻覚が起きている中で・・・ってこともありました。

例えば、車を運転していて、止まろうとしてもなかなかブレーキが押せない、

戦争中で遠くに戦闘機が見えるけど、足が動かず逃げることができない、

この世のものとは思えないものが迫ってくるけど逃げれない・・・

 

怖かったです〜

しっかり目覚めた時は、ホント安心しました。

また、ごくたまにですが、二度寝した時にも金縛りになることがありました。

その時は、いったいなんでだろうと思ってましたが、後で知ったのですが睡眠障害だったのですね。

金縛りにあった時はどうしたか

金縛りにあった時は、おかしなものに取り憑かれたと思って「南無阿弥陀仏」とお経を唱えることがありました。

でも、心霊現象とか関係ないと認識してからは、お経は止めました。

何度か経験するうちに傾向がわかってきたのです。

どうも私の場合は、呼吸が浅くなった時に金縛りが起きていたようです。

そこで深く大きく呼吸することを意識しました。

すると、割とすんなり目覚めることができるようになったのです。

体を動かすことと違って、呼吸は金縛り中でもコントロールできます。

 

ネットを見ると怖がる必要はないという人もいますが、私としては嫌なものでした。

意識が消えることが怖かったのです。

そのまま死んでしまうのではないか・・・金縛り中にそのように思っちゃうのです。

実際には、意識が途絶えることはあっても、後で普通に起きれましたけど。

でも、そんな嫌な状況を速やかに回避したいのであれば、ぜひ深呼吸をしてみてください。 

どんなときに金縛りになったか、そして教訓。

私が金縛りによくあっていたのは20代の頃です。

草野球チームに所属しておりましたが、たまにダブルヘッダーがあったり、試合場所まで車で二時間以上かけて移動することがありました。

炎天下でヘトヘトになるほど疲労したその夜に、金縛りになるのです。

そういう時って疲れから早く寝ようとするのですが、いつもの就寝時刻と違うこともあって、寝つきが悪かったのですよ。

体は疲れているけど、神経は高ぶったままだったのでしょう。

 

また、昼寝を長時間したとき、例えば2〜3時間も寝ると、夜の睡眠中に金縛りになることもありました。

20代の頃は麻雀ばかりやっていて、徹夜することも少なからずありました。

お昼に寝ていると、やはり金縛りになったりするのです。

学生さんや若い人って、テレビ・ネット・ゲームや趣味に没頭することで夜更かしをすることが多いですよね。

きっと昼寝や夜更かしが、睡眠リズムに支障をきたして浅い眠りにつながり、金縛りの一因になっていたのだと思います。

私の場合は、就職してから強制的に規則的な生活をせざるを得なくなったおかげで、徐々に金縛りの頻度が減っていきました。

 

もう一つ、私は20代の頃、鼻づまりがとてもひどかったのです。

鼻茸(鼻の中にできる腫れ物)のために、両方の鼻腔がふさがってしまい、寝ている時もずっと口呼吸していました。

これも浅い眠りにつながり、金縛りの原因になっていたと思います。

当時のうちから鼻うがいで鼻ケアしておけば、よかったかもしれません。

金縛りに合わないためには。

上に述べたような私の経験から推測すると、金縛りになるのは過度な疲労や長い昼寝・夜更かしなどによる不規則な生活により、浅い眠りになっていたことが原因だと思っています。

そして、若い人ほど金縛りにあうことが多いのでは、とも思っています。 

とすれば、対策もおのづと見えてきます。浅い眠りにならないようにするのです。

 

起床時は朝日をしっかり浴びること。

運動不足であれば、朝日ウォーキングはとても良いと思います。

日光を浴びること。リズミカルな運動をすること。

これがセロトニンの分泌を促し、ひいては睡眠を誘導するメラトニンの分泌も促されるのです。(メラトニンの原料はセロトニンです)

日中の激しい運動などで疲労した場合は、浅い眠りとならないように入浴やマッサージ・ストレッチで疲労物質を除去してリラックスできるようにすべきでしょう。

あまり長くゲームで遊んだりコミュニティでやりとりしないほうが良いでしょう。

代わりに読書をしたほうが良いと思います。

 

夜更かしは、病的・一時的なものでなければ、その人自身の意識レベルの問題です。

きっちり止めるようにしましょう!

おわりに

金縛りは、30代の頃から徐々に減り、50歳前になった今はいつのまにか殆どなくなっちゃいました。

就職が大きな転機になったと思っています。

規則正しい生活で、怖い金縛りと睡眠障害とサヨウナラしましょう。

皆に当てはまるかわかりませんが、金縛りにあった時は、深呼吸を忘れずに!