足操術は、無意識の緊張を解放します!
人間には元々、自己治癒力と呼ばれる病気を治す力が備わっています。
ガンや難病を治療していく際に「自己治癒力や免疫力を高める事が大切だ!」という言葉をよく耳にしますがその力の根源はどこから来ているのでしょうか?
私達の身体は60兆もの細胞で出来ていると言われていますが、驚くべき事に1つ1つの細胞が個として生きており、人間の生命を保つ為に活動しています。
この生命を維持していく為に働いている力の事を「生命力」と呼ぶ事にすると、自己治癒力や免疫力の根源は、その本能的な「生命力」から与えられるものと考えています。
この「生命力」を復元させる、自らが治る力を引き出す療法が「生体自然療法」です。
現在ストレスなどの精神の状態が、自律神経やホルモンを通じて様々な病気の原因になっているといわれています。
しかし、具体的にどのようにすれば、精神や感情の状態を整えて、自律神経やホルモンの働きを、治癒力が働く方向に導くことができるのか・・・その具体的方法論を現代医学はもちろん、代替療法の世界でもあまり持ち合わせていないように思います。
頭で考えて単にリラックスするだけでは、なかなか心と身体の働きを調整するには少し荷が重いように感じます。
自律神経やホルモンの司令塔は脳の中にありますが、私たちの精神や意識の及ばない無意識の脳の中に、このコントロールタワーが潜んでいます。
したがって、頭を休めるだけでは、なかなか効果的に働きかけるには困難な事を、皆様方もご経験してきたことでしょう。
例えば、睡眠中でも体がこわばっていることがあります。無意識のうちに肩が怒っていて、ふとした拍子にストンと力が抜けることに気づくこともあります。
足操術は、リフレクソロジーや足ツボとは異なります。またリンパマッサージやスポーツマッサージでもありません。
足を揉んだり、足から全身を揺らしたりするのですが、この自律神経とホルモンの中枢に働きかける脳科学・精神医学的側面から編み出されたものです。
神経系をリラックスさせる足操術は、特段、足の反射区を意識するものではございません(全く無関係というわけでもございません)。
足操術で得られるリラックス感は、他のマッサージ法とは明らかに体感が異なります。
瞑想をしている時の脳の状態に導くことにより、自律神経やホルモンの働きはもちろん、脳内ホルモンにも作用することを狙いとしております。
機会があれば、この足操術を、ガンや免疫の病気・糖尿病などの他の生活習慣病、ストレス障害や不眠、鬱病などの脳や心に疾患をお持ちの方及びパートナーの方に学んでいただければと思います。
例えばガン患者は、イケイケ体質と言って、細胞の代謝活動が亢進していることが多いです。足操術をすることで、「細胞さん、そういきり立たず落ち着いてね」と諭してあげます。
セラピストではない一般の方がご家庭でできる技術的範囲においては、足操術は卓越した効果を発揮すると推測します。
また、セラピストの方にも施術法の1つとして学んでいただき、セラピー手段の1つのアイテムに加えていただければ、療法の幅が広がるのではないかと思います。
足操術の深いリラクゼーション。「心と体を楽にする」足操術。
生体自然療法士に問い合わせて、やり方を学んでみては如何でしょうか。
そしてご自宅で実践していただき、ご家庭を癒しの場へとしていただけることを願います。