病気治しは、繰り返される原因・結果の流れの中で、上流側に視点を当てる
プロフィールにも書いていますが、過去に副腎の褐色細胞腫を患ったことがあります。
この病気の典型的な症状は、動悸・高血圧です。
最近それらしき症状が出ていたので、再発が気になりました。
そこで主治医のもとで検査をしたところ、特に問題はなく、転移している様子はないとのこと。一応その点については安堵しました。
だけど頭痛はあるし、2週間前から軽い鼻づまりも出ているので、私としては頭部に転移していないか気になりました。
それを訴えると、「鼻炎・副鼻腔炎が原因かもしれないので耳鼻科で診てもらって」と言われました。
その二日後に、耳鼻科にかかりました。
鼻茸(はなたけ。鼻の中にできる腫れ物)の既往歴があるのでレントゲンを撮ってもらったけど、鼻腔・副鼻腔に鼻茸ができている様子は無い。
ただし、軽い鼻炎があるとのこと。頭痛は11月末頃からあると伝えると、寒暖差アレルギーかもしれないとのこと。
結局お薬だけ飲むように言われて、その場は終わりました。
症状を抑える薬を飲んでも治らないでしょ。。
↑これは、薬局で渡されたお薬の説明書を見ての感想です。
説明書は以下の画像のとおり。
ヒスタミンを抑制するって、まぁそれで症状は軽減するかもしれませんよ。
でも、どうして脂肪細胞がヒスタミンを出すようになったのか、そこを考慮して欲しいし、そもそも寒暖差アレルギーならヒスタミンとか関係ないんじゃないの、とも思ったりするわけです。
花粉とかハウスダストなどのアレルゲンが原因なら、まだ理解できます。
しかし、診察時にはそんなことすら話題になりませんでしたよ。
流れ作業的に診療点数を稼がれた感が否めません。
私自身、このことについて、診察受けていたときに確認できなかったこと、情けなく思っています。(生来の頭の回転の悪さが悔しい^^;)
1100円を支払って薬を買いましたが、無駄なことをしちゃいました。
強くないお薬ということだったので、一応飲んでみました。
二日ほど飲んだところ、説明書の副作用欄に書かれているとおり体がだるくなり、先日購入した握力計で測ると、握力が5kgくらい落ちていました。
やっぱり病気治しは、できるだけ上流側の原因をもとに対策を打つべきです。
おおもとの原因により複数の結果が生じる、それらの結果が原因となりさらに別の複数の結果が生じる・・・その繰り返しで最終的な結果が症状として現れる。
下流側の原因に対して処理してもそれは一時しのぎであって、上流側から原因がどんどん流れてくるのですから、根本的に解決しません。
せっかくお薬を買ったので、あまり期待できないけど飲んでみます。
仮に効いたとしても症状が抑えられただけであって、治ったわけではありません。
そして、次に耳鼻科にかかるときは「そのお薬で本当に治るんですか? 症状を抑えるだけですか?」と聞きます!
そうしないと無駄な出費が嵩(かさ)むだけですし、要らぬ副作用が出るかもしれませんから。