自力で健康を目指す天邪鬼

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健康な生体は秩序化されたもの。部分でなく全体をみるホリスティックな視点で健康情報をお届けします。

鼻うがいのやり方・コツ ⇒ ハナクリーンなら前屈み具合を調整する!

 

鼻うがいをためらっている人も既に頑張っている人もいますね。

私も軽い鼻炎・鼻づまりがあるので、数日前から始めましたよ。

ハナクリーンというものを購入しました。2,362円でした。

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専用の洗浄剤が10包付いています。

ポーチがあるので、容器のふたが外れてどこかに飛んでいかず、持ち運びもしやすいですね。

40℃のぬるま湯を作る

40℃~42℃のぬるま湯を使います。

熱すぎると鼻への刺激が強すぎて、粘膜を痛めるかもしれません。

容器の下の方に簡易温度計が付いていて、親切設計となっています。

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ただし、38℃~44℃の間しか反応しないので、うまく調整する必要があります。

ですが、それについても親切設計されていて、簡単に作れるようになっています。

容器の側面の「C」という目印まで水を注ぎ、つづいて「H」まで熱湯を注げば、だいたい40℃くらいになります。

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適温のぬるま湯ができたら、洗浄剤を入れてスプーン等でかき混ぜて溶かします。

これで洗浄液は完成。

洗浄液を噴出しているときは、必ず「え~」と声を出す

洗面所に行って、ノズルの先を鼻の穴にあてがい、容器の横を手で握って洗浄液を噴射します。握り具合で水圧を調整できます。

鼻うがいしている最中は、「え~」と声を出します。

このように声を出すことで、つばを飲み込まないようにしているのです。

それがどうしたの?・・・

 

海やプールで耳に水が入ったときに、つばを飲むことがありますよね。

あるいは飛行機に乗っていて耳が詰まった感じになると、つばを飲んで解消しますよね。

つばを飲むと、いつもは閉じている耳管が気圧調整のために開くのです。

鼻うがい中につばを飲んじゃうと、洗浄液が、鼻から耳管を通して、耳に入ってしまい、中耳炎を引き起こすかもしれません。

それを防ぐためにも、「え~」という発声を怠らないようにしましょう。

屈み具合を調整して、洗浄液を鼻の奥まで届ける

実践してみたところ、初回はうまく鼻の奥まで届いている感じがしませんでした。

そこで2回目の時に、やや強めに出したところ、鼻がつーんとしちゃいました。

 

数回やるうちに分かってきたのですが、私の場合、前屈みになりすぎていたり顔が下に向いていると、洗浄液が鼻の中でつまってしまい、奥まで届かなかったようです。

屈み具合・頭の角度をうまく調整したところ、水圧を上げなくても普通に鼻の奥まで届けることが出来ました。

口からも洗浄液が出てきたので間違いありません。

終わったら、洗浄液を鼻から完全に出し切る

説明書では終わった後に「鼻をかむ」ように書かれていますが、それだけでは洗浄液は抜けません。

頭を前後左右、いろんな角度に傾けると、ネバネバした鼻水とともに洗浄液が出てきます。

このときに洗浄液を完全に抜いておかないと、他の作業をしていて何かの拍子に頭を傾けたときに、唐突にポタポタと出てきます。

デスクワークをしていて書類などに落ちると汚してしまうので、必ず洗面所で出し切りましょう。

鼻うがいは上咽頭の炎症を抑える?

鼻うがいは鼻の奥、のどちんこの裏側にある上咽頭という場所を洗い流すことです。

そしてこの上咽頭は、私たちの体の免疫システムに大きな影響を与えている場所なのです。

外気の侵入の入り口なので、異物を除去するための免疫系が発達しているのは当然です。

「鼻うがい健康法」の著者の堀田医師によると、この場所が炎症を起こすと、喘息、関節炎、大腸炎や腎臓病など、治り難い病気を引き起こすことがわかってきた、そして、この場所の炎症を治せば、こうした病気も治る可能性があるそうです。

おわりに

鼻うがいをすると、すっきりします。

ヒスタミンが出るのを抑える内服薬などよりも、鼻うがいの方が原因→結果のフローの上流側の対策となります。

しばらく続けてみて、鼻づまりが解消するか推移を見守りたいと思います。

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